10月7日、JBA(日本ブロックチェーン協会)主催「Web3基礎研修2026」の全5回が無事に修了しました。
私が所属する若手育成分科会のメンバーで、約半年ほど前から準備を進めてきた研修だったこともあり、まずは最後まで大きなトラブルなく終えることができ、ホッとしています。
第5回となる最終日は、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式でワークショップを実施しました。
私はオンラインで参加された皆さんの議論を聞かせていただきました。
「まだ難しいことは全然わからないのですが……」
そんな声もありましたが、これまでの研修で得た知識と、それぞれのアイデアを掛け合わせながら、未来のWeb3・ブロックチェーン業界について予想し、発表していただきました。
どの発表も非常に興味深い内容でした。
中でも特に印象的だったのは、皆さんが本当に楽しそうに議論されていたことです。
Web3やブロックチェーンの未来について考えながら、さまざまな意見やアイデアが飛び交う様子を見て、この業界に対する期待や可能性を感じていただけていることが伝わってきました。
現在でも、「Web3」「ブロックチェーン」と聞いても、まだ具体的なイメージが湧かないという方は少なくありません。
それでも、こうした機会を通じて少しずつ興味を持つ方が増え、新しいサービスや体験が日常生活の中に取り入れられていけば、より便利で豊かな社会につながっていくのではないかと期待しています。

個人情報のあり方も変わっていくかもしれない
昨今、日本だけでなく世界各地で、政府機関や企業からの情報流出、サイバー攻撃などのニュースを目にする機会が増えています。
自分たちの個人情報が、どこで、どのように管理されているのか、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
これまでのインターネットサービスでは、企業側が本人確認やサービス提供のために、多くの個人情報を保有することが一般的でした。
しかし、Web3の領域では、こうした個人情報や本人確認のあり方そのものを見直そうとする取り組みも進んでいます。
今回の研修でもご紹介した技術の一つが、DID(分散型ID)やVC(検証可能なデジタル証明書)です。
これらを適切な仕組みと組み合わせることで、個人情報を本人が管理しながら、必要な情報だけを相手に証明するという考え方が可能になります。
例えば、お酒を購入するときに免許証を提示すると、「20歳以上であること」を確認するためだけであっても、生年月日だけでなく、住所や免許証番号など、さまざまな情報が相手から見えてしまいます。
将来的にはDIDやVC、選択的開示などの技術を活用することで、
「この人は20歳以上である」
という事実だけを証明し、それ以外の情報を必要以上に相手へ渡さない。
そんな本人確認の形も広がっていく可能性があります。
これまで長い間「当たり前」だと思われてきた仕組みについても、Web3やブロックチェーンをはじめとする新しい技術の登場によって、
「本当に今のままでよいのだろうか?」
と改めて問い直す機会が生まれています。
そして、より良い仕組みがあるのであれば、少しずつ社会も変わっていくのかもしれません。
今回の研修を通じて、私自身も改めて多くのことを学ばせていただきました。
このブログでも、Web3・ブロックチェーンに関するニュースや、新しい技術・サービスについて、できるだけ分かりやすくお届けしていきたいと思います。
最後になりますが、全5回の研修にご参加いただいた皆さま、準備・運営に携わっていただいた若手育成分科会のメンバー、そしてJBA本部の皆さま、本当にありがとうございました!


